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京都『高台寺 和久傳』さん
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円山公園から寧々の道の方へ向かうと、京都の名料亭『高台寺和久傳』があります。

間人蟹を世に広めたお料理屋さん。

お店も尾上流の家元の自宅だった所を料亭にしたので、なんともほっとする設え。

名工、中村外治工務店の作った数寄屋建築は見応えもたっぷり。

玄関に飾られた季節の花は文久元年創業の花政さんによるもの。

ちょうど先日御主人にお会い出来たものだから、何だか嬉しい気持ちになりました。

まずは茶碗蒸し。

揚げた白魚と餡の食感が美味しいもの食べるよ〜って身体に働きかけてくれる。

そら豆とノドグロの炙り寿司。

葉皿は奈良の辻村塊さん。

そして早速、熊鍋✨

甘い脂身はツキノワグマどくどくの美味しさ。

同じ鍋で春の苦味鍋。

春は苦味のあるセリやウドなどを食べるとデトックスになるとか。

大人になると山菜が好きになりますね。

和牛との組み合わせも素晴らしかったです。

お造りはカワハギとクエ。

カワハギは大きな肝と、クエは桜の葉の香りがして春でした。

和久傳さんの一番のメインイベントは、炭から用意する炭火焼き。

炭は日本一上等な高知県産。

黒田陶苑とかで個展される陶芸家さんも茶碗を作る時は高知県産の炭を使うとおっしゃっていました。

辻村塊さんの伊賀焼の大皿に京都の食材、やっぱり豪華ですね。

まずは和久傳名物、カラスミ餅。

炭の香りも食欲を誘います。

毎年どのくらいカラスミを仕込むのかしら?って思っちゃいました。

青竹の日本酒と合う。

舞鶴の海鰻。お肉の様な弾力。

海にいるからアッサリしていて食べやすい。

和久傳特製の山椒タレをたっぷりつけていただきます。

アワビを炊いて、炭であぶる。

山菜のおひたし。

香ばしい松の実がアクセント。

湯葉の若竹煮。

今年も筍たくさん食べたい。

素敵な志野の小鉢で。

〆は和牛の玉じめと雲丹どんぶり。

久しぶりの高台寺和久傳、大女将もご挨拶下さりまた花山椒を食べにお邪魔したいとおもいました。

高台寺 和久傳

075-533-3100

京都市東山区高台寺北門前鷲尾町512

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