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出雲大社にお参りに行ってきました。
essay
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この度は出雲大社60年に一度の遷宮に参りました。

鳥居の前で一礼をしてお邪魔いたします。

こんなに大きな松は初めて見ました。

一般的に白と黒の鯨幕はお葬式などの凶事に使われることが多いですが、こちら出雲では御祝にこの幕が使われます。昔はお祝も白黒の幕だったと聞いて驚きました。出雲大社はあの世を司どる神様です。

皆さまご存知、出雲大社の大締縄でございます。

60年前の遷宮ではこのい拝殿が火事になったと聞きました。境内でサーカスや相撲の巡業をしており、その方々がバケツリレーで火を消したと聞きました。

本殿は新しくなっておりますが、拝殿はこれからの工事になります。出雲の神様は「一拝祈念、二礼四拍手一拝」でお参りいたします。

天皇家、宮家からの神饌料が届いておりました。私達もお賽銭は壱万円いたしました。とても好き嫌いのはっきりした神様らしく、小銭では思いが届きません。人と一緒ですね。

本殿を東側から。出雲の神様は西を向いて鎮座されております。

太陽をバックに後方から。肉眼では真っ黒にしか見えませんでした。逆光ですから。

出雲大社でドクター・コパ先生にお会いしました。

先生は前日から和歌山の熊野大社に行かれて、その足で出雲に入られました。今回の旅も先生にお誘いいただき、お邪魔した次第です。先生、ありがとうございます。

年に一回のスーツ姿、正式参拝は紺色のスーツでございます。

出雲大社の次は、日御崎(ひのみさき)神社に参拝に参りました。こちらはずばり、金運の神様。ドクター・コパ先生が有名なさいました。

そしていよいよ今回のメインイベント、物部神社の社殿創建千五百年目の鎮魂祭(みたましずめのまつり)にお邪魔いたしました。

出雲市内から1時間15分、夜の8時ともなると神社も神々しさだけではなく、魑魅魍魎うごめく妖しささえも感じます。

こちらは物部神社の御神紋「ひおい鶴」。かっこいい〜!

こちら社殿でございます。この日は風もなく、凛とした雰囲気に胸が躍りました。

境内でたき火をしていました。たくさんの妖精が舞っているように見えました。ちなみにここに来るまでに仲間がUFOを目撃しておりました。やはり神様はUFOでいらしたのかしら。

境内でお神楽の奉納がありました。こちらヤマタノオロチ(大蛇)。須佐之男命がお酒で大蛇をおびき出し、酒で酔わして首を刎ねるという勇壮な舞でした。蛇の動きなどはスピードも速く、目を離せませんでした。

見よ、この速さ!まるで本当にヌルヌルしているような艶です。

シェ〜ッ。

須佐之男命、登場。大蛇に酒を振舞います。そして首を刎ねるのです。

本殿の奥の杜が囁いているようでした。寒さとは違う、神気を感じます。

本殿が明かりが消され、小学生の女の子の「猿女(さるめ)」が出てこられました。※写真は物部神社のホームページからお借りしています。

ゆるキャラとの組み合わせが不思議。

なぜか百合の紋章を発見。やはり日本の神様はユダヤの方が関係しているのでしょうか…。不思議でございました。

鎮魂祭はドクター・コパ先生がご尽力され、お守りしている御祭でございます。

神事中はもちろん写真は撮れませんので、上手にお伝えできませんが、宮中と石上神宮、そしてこちら物部神社だけで行われている御祭でございます。石上神宮は開放する御祭、物部神社は結ぶ御祭でございます。

帰ってきてから懐かしいお客さまや久しぶりのお客さまがたくさんお越し下さいました。これも物部の神様のおかげでございます。あることがたし。

神事の後は、先生のサイン会になりました。今宵は魁のフミエさんもボディガードになり、先生をお守りしておりました。

清々しい朝を迎え、空港に行く途中に万九千(まんくせん)神社へ。万九千神社は八百万の神々がお帰りになる前に、お立ち寄りになる神社です。出雲では10月が神在月と言われますが。正式には旧暦で数えるため、まだ神様がおられましたので最後のご挨拶ができました。