ローマ時代の遺跡を見ながら、朝の散歩。
ランスの空気はやっぱり綺麗。美味しい葡萄ができるワケはここにあり、です。
ランスといえば、大聖堂。皆さんご存知のスマイリングエンジェルです。
大聖堂のステンドグラスはシャガールです。日曜日はミサが行われており、こっそり参加します。
内陸ですが、シャンパンにはやっぱり生牡蠣ですね。毎日、生牡蠣と美味しいフランス牛をいただきました。
早起きは三文の徳、と申しますが、お金に換えられない美しさが空にはあります。
皆さんも最近、空を見上げていますか?
毎年9月に日本を代表するソムリエの阿部誠先生のシャンパーニュお勉強ツアーに参加させていただいております。
今年の一軒目は、シャンパーニュ最古のメゾン、ルイナールです。
天気も良かったので、収穫前の葡萄畑にお邪魔いたしました。
今年は収穫がだいぶん遅れており、霜や寒さの心配をされておりました。
地下のカーブには、出荷を待つシャンパーニュが静かに熟成をしておりました。
最高醸造責任者のフレデリックさんです。
お会いしてびっくり!銀座の紫に年2回、カラオケにいらしてくださるお客さまではありませんか。偶然ですが、会社訪問をすることができました。たいへん喜んでくださり、私も嬉しかったです。
ルイナールのゲストハウスで、ランチをいただきました。
葡萄を搾った皮や葉をあしらった和紙のような紙を壁にはり、とても落ち着いた雰囲気のお部屋でした。
この葉っぱは貝の牡蠣のフレーバーがする野菜です。
オマールとパインのオレンジソース。
優しいルイナールの味をジャマしないように、すべての素材の風味を抑えた一品でした。
鴨のコンフィ。
黄桃との組み合わせは王道ですね。
ドン・ルイナール2002年ロゼ。素晴らしいコレクションを出していただいて、びっくり!
フレデリックさんと。
次回の紫のお約束をいたしました。私はちょっと…時差ボケ気味。でもお酒はどんどん飲めるのが不思議です。
シャンパーニュとベリーのデザートは、これもまた王道。
2日目。スペイン王室御用達のアヤラにお邪魔しました。
格式あるメゾンのボランジェの傘下に入り、新しくリニューアルされました。
静かに出番を待つシャンパーニュ達。ルミアージュが始まりました。
デゴルジュマンの現場を初めて見た!今から澱のたまったボトルの口先が、液体窒素に入れられます。
液体窒素にて澱を冷凍中。。。。
絶妙な角度で栓を抜きます。その時、ボトル内のガス圧で澱が吹き飛びます。そして目減りした分、同じシャンパーニュのワインで補填します。これがドサージュ=加糖、です。
写真の順番は前後しましたが、澱が飛ぶ前の状態。デゴルジュマン前に運ばれているところなのです。
半透明で赤い液体がうっすら入っているのが澱。それと、瓶内二次発酵に使用された栓、です。
最高醸造責任者のニコラ・クリム氏。自らサービスしていただきました。なかなかの立ち居振る舞いで、さすが大手メゾンの責任者ですね。
アヤラさんでランチをいただきました。パイプ椅子も洒落てますね。
三種の帆立はレアで、添えてあるお芋さんが美味しかったです。
阿部先生、帆立絶賛でした。美味しいものは、食べるのが速い!
上品な白身魚で、そのまま加熱できるフィルムで包んであるのが、いま風。愉しませようという気持ちが伝わります。おもてなし、ですね。
デザートはやっぱりベリー三昧。
お肌の調子が良いわたくし。醸造責任者と共に。
三軒目は、ピエール・ペテレス。小さなメゾンですが、とてもこだわりのあるオーナーさんの親切な説明が、心に残りました。メゾンのオーナーさんは、話がのってくると、どんどん素晴らしいヒミツのシャンパーニュを出してくださいます。2006年のシャンパーニュ、最高でした。ふふ。
感動!のひこととです。朝からたくさん飲んだはずなのに、美味しいものは不思議といただけます。
こだわりのあるお二人のツーショット。
ピンぼけポテト。でも、見ていただきたいのは、ファストフードで出てきそうな紙を象った、陶器の器です。おもしろいでしょ。
最後は、皆さまご存知のヴーヴ・クリコです。ランス市内にメゾンがあり、世界中からお客さまがいらしていました。
ますますお肌も絶好調です。
昼からキャビア、トリュフ三昧。世界三大珍味なのでした。
手長エビのリゾット、トリュフがけ。やっぱりこのツアーの方々は、胃腸が強い!この日の夜は、皆さま三ツ星のフルコースに行かれました。わたくしは身体の限界を感じ、パリの友人とタイ料理をいただきました。
ベルサイユ宮殿までひとっ走り。いつか家を建てる時に参考にするために写真を撮っておきました。
絶品の飲茶。やっぱり世界中、中華だけは外れません。
ここはパリのシャングリラホテル。クリュグと美味しい飲茶をいただきました。
私の大好きな染め付け発見!やっぱり昔のものは素晴らしい。
クリュグさんにお食事をご招待いただきました。オリビエさんはNYにいらっしゃったので、お会いできなかったですが、会社の方がお食事をご一緒してくださいました。素晴らしいシャンパーニュとともに。
私以外、みなさまフランス人。ランスの発音を、丁寧に教えていただきました。ここ?レストランです。
パリのお花屋さんはちょっと違います。基本的には紫陽花をメインに、緑とほかのお花でアレンジいたします。日本ももっと、紫陽花を使うと誰でも簡単にアレンジができそうな気がします。ちなみに、壁は金箔です。新しいお店の参考になりました。
ルーブル美術館。ナポレオンが住んでいた部屋です。新しいお店のインスピレーションをいただくために、軽く一枚。このソファ、カジュアルにアレンジできないかしら…。北海道・旭川のカンデハウスに聞いてみよ〜。
またまたお花屋さん。手前の苔のかたまりがどのように使われるのか、とても気になりました。緑を欲する気持ちは都会ならでは、私もお部屋に美しい緑が欲しくなりました(切り花で)。